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「ラブライブ!サンシャイン!!」第12話感想 [アニメ]

 #12「はばたきのとき」
#12「はばたきのとき」
 「前回の~」が満を持しての善子担当! ヨハネ節絶好調だなw
 アバンタイトルでは予備予選の結果発表を待つみんな。そわそわと落ち着かない様子。「Aqoursの“あ”ですわよ!」と念を押すダイヤさん。しかし合格者リストは「イ」から。まさかの落選かと思いきや、エントリー順だったようで、Aqoursの名前もしっかり載っていました。予選突破です!

■TOKYO再び
#12「はばたきのとき」
 「さあ、今朝獲れた魚だよ。みんな食べてね!」と果南が持ってきた見事な船盛り。お祝いにお刺身というのがなんとも田舎あるあるというか、ご当地感あります。
 予選でのライブ映像も好評の様で、再生数もコメントも上々。梨子ちゃんも無事ピアノコンクールで賞が取れたようで何より。
 で、実は「September」に学校説明会が計画されているらしく、「きっと今回の予選で学校の名前もかなり知れ渡ったはず」なので説明会参加希望の数もさぞ期待できる…かと思いきや。
 「zero…

 ここに来て再びの「0」です。
 「はぁ…またゼロかぁ…」とがっかりの千歌ちゃん。
 しかも、「μ’sはもうこの時期にはもう、廃校を阻止してたんだよね」と曜ちゃんのプチ情報。そういえばそうですね。オープンキャンパスの成功で志願者が急増し、予選前にはひとまず次年度の存続は決まっていました。
 「東京みたいに、ほっといても人が集まるところじゃないんだよ」と語る果南ちゃん。
 「でも、それを言い訳にしちゃダメだと思う。それがわかったうえで、私たちはスクールアイドルやってるんだもん!」

 その夜。部屋で一人考えを巡らせる千歌。
 「あの時は、自分とそんなに変わらないって、普通の人達ががんばってキラキラ輝いているって、だからできるんじゃないかって思ったんだけど…。何が違うんだろう、リーダーの差…かなぁ
 思い悩む千歌でしたが、あれこれ悩んでもしょうがないというわけで、再び東京へ。
 「見つけたいんだ。μ’sと私たちのどこが違うのか。μ’sがどうして音の木坂を救えたのか。何が凄かったのか。それをこの目で見て、みんなで考えたいの」
 千歌の提案に他のみんなも賛成。既に東京に居る梨子ちゃんはというと…
 「私は一日帰るの伸ばせばいいけど…」けど?
 「…片づけなくちゃ…
 目をやった先に山積みの本。音楽の本や楽譜…ではなく、大量の薄い本でした…。てっきり楽譜か何かだと思ってたのにw

#12「はばたきのとき」
 というわけで再び東京へやってきた千歌たち。そして警戒心むき出しのダイヤさん…。ルビィちゃん曰く、小さい頃に東京で迷子になったことがあるらしく、どうやらそのときの体験がトラウマになっているみたいです…。

 一方その頃、梨子ちゃんは大量の薄い本をコインロッカーに押し込めている最中…っていうか買いすぎw
 そこへ千歌たちがやってきます。
 「何入れてるの?」という千歌の問いにとっさに「お土産とか…お土産とか…」と誤魔化してしまった梨子ちゃん。かえって千歌ちゃんの興味を誘ってしまい、慌てて隠すも床に落ちて散乱。この時の「あ゛ーーっ」っていう梨子ちゃんの声がまたw

 すったもんだありつつ、まずはどこへ行くかというと、「まずは神社」だそう。
 ある人に話を聞いてみるために神社で会うことになっているらしく、しかも「話を聞くにはうってつけの凄い人だよ」ということで黒澤姉妹は「東京、神社」「凄い人、まさか…」「まさか!まさか!」と期待値上がりまくりw
 …でしたが、神田明神で待っていたのはSaint Snowのふたり。まぁそうですよねー。でも見ている私たちもほんのちょっと「もしかして…まさかねぇ…」と感じたのではないでしょうか。

 で、場所を移して何故かUTXのお馴染みの一室。

 「予備予選突破おめでとうございます」という言葉に、「褒めてくれなくて結構ですよ、再生数はあなたたちの方が上なんだし」とクールな反応。「でも、決勝では勝ちますけどね」と聖良。
 …というか、当たり前のように入ってますけど、Saint Snowのふたりの学校がUTX札幌校とかそういうのだったりするのでしょうか。まぁそれはともかく。話を聞きます。

 聞けば、Saint Snowの二人もA-RISEを見てスクールアイドルを目指したのだとか。
 「だから、私たちも考えたことはあります。A-RISEやμ’sの何が凄いのか。何が違うのか…」
 「答えは、出ました?」
 「いいえ。…ただ、勝つしかない。勝って追いついて、同じ景色を見るしかないのかもって」
 A-RISEを目指す者、意志を継ぐ者として、この考え方はある意味正しい姿なのかもしれませんね。「私たちはただ純粋に、いちばんお客様を喜ばせる存在で在りたい」そのために勝ちにこだっていたA-RISE。…ただまぁ、そこでSaint Snowは具体的な順位付けや数字とかそういう指標にちょっと囚われすぎているのかなという気もしますね。順位や再生数はひとつのバロメーターではあるけれど、絶対的なものではない。

 「…ラブライブ!勝ちたいですか?」と千歌。
 その問いかけに、「勝ちたくなければ、なぜラブライブ!に出るのです?μ’sやA-RISEはなぜラブライブ!に出場したのです?」ときっぱり。
 そう、確かにμ’sもA-RISEも、「出るからには一番」を目指していました。でも、それはなぜだったのか。

 そうこうしている間に、ラブライブ!決勝大会の発表。
 開催地はアキバドーム(素直に前作ラブライブ!の展開になぞらえばサンシャイン!!2期の決勝で1期オープニングの映像…という展開が予想されますが、果たして…)。

 本当にあの大きな会場でやるんだ、と気圧される一同。そんな様子を察した梨子ちゃん、「ねえ!音ノ木坂行ってみない?ここから近いし、前私がわがまま言ったせいで行けなかったから」と提案します。
 「ピアノ、ちゃんとできたからかな。今はちょっと行ってみたい。自分がどんな気持ちになるか確かめてみたいの」…と。
 もちろん異議無し。

 そして黒澤姉妹は例のごとく…
 「なんか緊張する、どうしようμ’sの人が居たりしたら
 「平気ですわ!その時は、さささ…サインと、写真と、握手
 「単なるファンずら

■伝説の場所で
#12「はばたきのとき」
 そして遂に来た音ノ木坂。7話で初めてAqoursが東京を訪れて、神田明神の男坂を駆け上がったときもそうでしたけど、見ているこっちもなんともいえない感慨深いものがありました…(あと音ノ木坂の前での一連のシーンは、例によって信号機にも注目です。どのタイミングで赤になり、どのタイミングで青になるのか)。

 音ノ木坂を目の前に感慨に耽るAqours。と…
 「あの…何か?」
 振り向くとそこに居たのは音ノ木坂の生徒。どことなく誰かの面影を感じさせますね…。
 「もしかして、スクールアイドルの方ですか?」との問いかけに、「ああ、はい。μ’sのこと知りたくて来てみたんですけど」と答える千歌。
 「そういう人多いですよ。…でも、残念ですけど。ここには何も残ってなくて。μ’sの人達、何も残していかなかったらしいです。自分たちの物も、優勝の記念品も、記録も。物なんかなくても心はつながっているからって。それでいいんだよって
 くそう、粋なことしやがって;;

 そんなイイ話を聞いていると、今度は「いくよー!」と元気な女の子の声。見ると誰かさんにそっくりな女の子が駆けてきて、これまた誰かさんそっくりに楽しそうに階段の手すりを滑って華麗に着地。そして得意げにVサイン。恐れを成さず果敢にチャレンジするその姿。輝いてるよ!
 思わず笑みがこぼれる千歌。
 「どう?何かヒントはあった?」
 「うん、ほんのちょっとだけど。梨子ちゃんは?」
 「私は良かった。ここに来てハッキリわかった。私、この学校好きだったんだなって」

 来て良かった。一同深々とお辞儀して…
 ありがとうございましたーっ!

■はばたきのとき
 東京からの帰り道。
 電車が途中駅に停車したところで、ふと何かに気付いた様子の千歌。
 「ねえ!海見ていかない?みんなで!」と電車を飛び降ります。

 そして立ち寄ったこの浜辺は…

 「私ね、わかった気がする。μ’sの何が凄かったのか。たぶん、比べたらだめなんだよ。追いかけちゃダメなんだよ。μ’sも、ラブライブ!も、輝きも…」
 うんうん…。
 「μ’sの凄い所って、きっと何もないところを、何もない場所を、思いっきり走ったことだと思う」
 そうそう…。
 みんなの夢を、叶えるために―。
 ああ…想いが繋がった。
 「自由に、まっすぐに、だから飛べたんだ!」
 「μ’sみたいに輝くってことは、μ’sの背中を追いかけるって事じゃない。自由に走るってことなんじゃないかな!全身全霊!何にも囚われずに!自分たちの気持ちに従って!
 自由に。自分たちで決めて、自分たちの足で。だからまずは…
 「ゼロをイチにしたい!」「それが今、向かいたいところ!」

 「じゃあいくよ!」と円陣を組みます。
 「…待って。指、こうしない?」と曜ちゃんが提案。指を「L」のカタチにして…「これをみんなで繋いで、ゼロから、イチへ!」
 ラブライブ!でお馴染みだった、μ’s時代から何気ないお決まりだった「L」のサインに、こんなにも素敵な意味合いがプラスされました。素晴らしい。そして嬉しい。

 ゼロからイチへ!―今、全力で輝こう!
 Aqours!
 サンシャイン!!

#12「はばたきのとき」

 Dear.穂乃果さん。
 私はμ’sが大好きです。
 普通の子が精いっぱい輝いていたμ’sを見て、どうしたらそうなれるのか、
 穂乃果さんみたいなリーダーになるのか、ずっと考えてきました。
 やっとわかりました!
 私でいいんですよね。仲間だけを見て、目の前の景色を見て、まっすぐに走る。
 それがμ’sなんですよね。それが、輝くことなんですよね!
 だから私は、私の景色を見つけます。
 あなたの背中ではなく、自分だけの景色を探して走ります。
 みんなと一緒に!いつか…いつか!



 飛び立つ鳥。駆け寄る千歌。
 ひらりひらりと千歌の差し伸べた手にすっと舞い降りてくる白い羽。

 いまここに、はばたきのとき。

#12「はばたきのとき」

■私たちの物語
 今回、千歌たちがAqoursはAqoursであることを自覚する回であると同時に、「私たち」にとってもAqoursはAqoursであることを改めて考えさせ、“気づき”をもたらしてくれるエピソードだったのではないでしょうか。

 1話の頃からずっと感じてきたことでしたが、ラブライブ!サンシャイン!! はやはり「私たち」の「今」の物語なんですよ。
 μ’sが姿を消して、残されて…。でも、その想いや輝きは繋がっているし、私たちも感じ取ってきたはずです。

 物語の中でも、μ’sがもたらしたスクールアイドルの「輝き」は千歌をはじめとして多くの子たちを照らし、結果として一大ムーブメントになった。けれどその「想い」は?

 そして「ゼロ」から「イチ」へ。
 音ノ木坂に何も残さなかったμ’s。これもある意味「ゼロ」ですよね。そこから想いを受け継いだたくさんのスクールアイドルたちが「イチ」をつくり出していく。
 μ’sの残した想いを受け取り、つないでいく。

 そして、μ’sが「おしまい」を宣言したあの海岸で、今度はAqoursが「ほんとうの始まり」を告げ、ゼロからイチを目指す。
 終わりの場所から新たな物語が始まる。

 最後の羽根、ラブライブ!2期のエンディングのイメージとか諸々でともすればμ’sの化身的にも見えるかもしれませんけれど、そこまで具体的なものではなくて、「意志」とか、もっとシンプルに「跳ぶ(飛ぶ)」力の象徴のようなものだと思うんですよね。
 意志をしっかり理解してその「想い」を「掴んだ」からこそ羽根に気付いたし「掴めた」。今まさに「はばたきのとき」を迎えたからこそ、その証が舞い降りてきた。
 たぶんね、この羽根を掴んだのは千歌だけではない。きっと沢山いたはず。

 沢山いる「私たち」の中の、Aqoursという子たちの姿を、私たちは見ている。


 これまで意図的に前作「ラブライブ!」を彷彿とさせるモチーフなどを巧みに盛り込んできたことが見事に活きていた第12話。

 そして次回、いよいよ最終回です。
 輝きを目指してきた物語が、果たしてどんな結末を迎えるのか。
 楽しみですね!




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